つきすみわたる世

日々の記録

2022年11月に読んだ本

渡邊拓也『ドラッグの誕生 一九世紀フランスの〈犯罪・病・狂気〉』

 

小野不由美『鬼談百景』

……そんなわけで、半分以上読んでから限界を迎えました。一ページから数ページで収まる短い怪談を九十九話収録した本。小野さんの淡々とした読みやすい文章を堪能できる一方、そんな文章だからこそ滲み出る恐怖が徐々に心に広がってきます。怖いです。『残穢』も読もうと思っていましたが無理かも。明るい話と交互に読むべきでした。

 

グアダルーペ・ネッテル『赤い魚の夫婦』