渡邊拓也『ドラッグの誕生 一九世紀フランスの〈犯罪・病・狂気〉』
渡邊拓也『ドラッグの誕生 一九世紀フランスの〈犯罪・狂気・病〉』読み終わった。薬品だったものが危険物とされ、薬品に依存する患者が犯罪者とされた軌跡をたどる。社会が何に安全を見出し何に危険を感じるかの変化も読み取れて興味深かった。
— あおのすけ (@auk_eon_so) 2022年11月10日
小学校の頃に見せられた薬物依存防止のための映像を思い出す。一度手を出すとやめられず、周囲の人に暴力まで振るって…といった内容だった。なぜそういった映像を見せられたかも考えることができる。
— あおのすけ (@auk_eon_so) 2022年11月10日
小野不由美『鬼談百景』
一話一話はそこまで怖くないけどまとめて読んでるとじわじわなにかがくる
— あおのすけ (@auk_eon_so) 2022年11月14日
……そんなわけで、半分以上読んでから限界を迎えました。一ページから数ページで収まる短い怪談を九十九話収録した本。小野さんの淡々とした読みやすい文章を堪能できる一方、そんな文章だからこそ滲み出る恐怖が徐々に心に広がってきます。怖いです。『残穢』も読もうと思っていましたが無理かも。明るい話と交互に読むべきでした。
グアダルーペ・ネッテル『赤い魚の夫婦』
グアダルーペ・ネッテル『赤い魚の夫婦』読み終わった。夫婦仲や社会格差といったテーマに蛇や猫、熱帯魚にゴキブリなどの生きものの姿が重ね合わされて語られる。
— あおのすけ (@auk_eon_so) 2022年11月20日